インドネシアの投資規制改定 海外勢には不評

インドネシアの投資規制改定 海外勢には不評

 インドネシア投資調整庁(ICB)が先週発表した外資による投資ルール「ネガティブリスト(投資規制業種リスト)」の改定版が、外国のビジネスロビー団体や企業幹部の間では総じて不評だ。この内容では新たな投資を呼び込むどころか、エネルギーや農業、小売り、倉庫その他のセクターへの投資を抑制しかねないと酷評されている。ロイター通信が報じた。ただ、現在のユドヨノ政権の任期(10月まで)を考えると、いま政府へ働きかけても無駄との見方を示し静観する構えだ。