インド10年ぶり政権交代 改革派モディ氏が首相に
インド下院(定数545)の総選挙は5月16日、開票が行われ、最大野党インド人民党(BJP)が過半数の議席を獲得し勝利した。10年ぶりの政権交代で、BJPの首相候補で西部グジャラート州首相のナレンドラ・モディ氏(63)が21日にも新首相に就任するのが確実となった。地元メディアなどが報じた。
与党・国民会議派はラウル・ガンジー副総裁を首相候補として戦ったが、経済の停滞や閣僚を含めた汚職問題が大きく響き、大幅に議席を減らす惨敗となった。BJPは投票前から優勢が伝えられていたが、予測を上回る圧勝となった。