シンフォニアテクノロジー インドネシアで事業拡大へ

シンフォニアテクノロジー インドネシアで事業拡大へ

 シンフォニアテクノロジー(旧神鋼電機、東京都港区)は5月15日、2012年10月、インドネシア・ジャカルタに開設した駐在員事務所を5月30日より現地法人に格上げし、子会社の「PT.SINFONIA TECHNOLOGY INDONESIA」として開業すると発表した。授権資本は140億ルピア(約1億2500万円)で払込資本は35億ルピア。タイや日本の生産拠点から製品を輸入。鋳造業界や自動車、電子機器向けパーツフィーダ、航空機用電源車、鉄鋼業向け産業車両などの拡販を見込む。同法人の売り上げ計画は初年度3億円、4年後の17年度15億円を目標としている。

 シンフォニアテクノロジーは17年度までの中期経営計画で海外売上高比率を13年度の2割から17年度に3割に引き上げる計画で、中国と東南アジアを最重要地域と位置付けている。海外ではインドネシアのほか、中国、シンガポール、タイに現地法人を置いている。