ITの日立イービーワークスがインドネシアで営業開始
日立製作所の金融ソリューション開発会社日立イービーワークスは5月19日、インドネシア法人も営業を開始した。金融機関向けにITシステム関連のサービスを提供し、現在4行の顧客数を年内に3行の新規顧客を開拓し、向こう3~5年で同国の大手10行を顧客とする考えだ。
現地法人はジャカルタに設立し、従業員35人の体制で業務を開始した。業務の拡大に伴い、4年後に200人に増員する。ソフトウエアの間発センターも設置。インドネシア人技術者50人を採用している。2017年には3倍に拡充する計画だ。開発センターはマレーシア・クアラルンプール、中国・成都に続き3カ所目となる。NNAが報じた。
インドネシアでの営業活動は、地元提携先のビントラコ・グループを通じて行う。金融機関向けのインターネットバンキングやモバイルバンキング用のシステムのほか、ローンの与信から回収までの手続きをサポートする「クレジット・マネジメント・ソリューション」システムなどを提供していく方針だ。