クレディセゾン シンガポールで現地法人設立
クレジットカード大手のクレディセゾン(東京都豊島区)は5月19日、シンガポールに現地法人Credit Saison Asia Pacific Pte.Ltd.を設立したと発表した。将来的に収益基盤の柱として、成長著しい東南アジア諸国連合(ASEAN)地域や中国における海外事業の展開を加速するため。また、インドネシアのジャカルタ市に駐在員事務所を開設したことも明らかにした。
シンガポールの現地法人はASEANのハブ拠点として、東南アジア事業を統括する。東京と比べて鮮度の高い情報や人的リソースが集約していることを活用し、各国のマーケットへの参入を加速させるための戦略基地として各国拠点をバックアップする。インドネシアでは中長期的に、富裕層や中間層の増加による消費行動の活性化と、それに伴うリテールファイナンスのニーズの高まりが期待されており、リテールファイナンス事業への参入を視野に入れている。