アジアの押収覚醒剤5年で3倍に急増 国連報告

アジアの押収覚醒剤5年で3倍に急増 国連報告

 国連薬物犯罪事務所(UNODC)は5月20日、「世界の合成薬物報告」を公表した。覚醒剤のメタンフェタミンの押収量がアジア太平洋地域を中心に急増、同地域で2012年、過去最大の36㌧に達したとしている。

   報告書によると、アジアのメタンフェタミン押収量は08~12年の5年間で3倍に拡大。中国では12年に約16㌧が押収され08年の倍以上に急伸、地域全体の45%を占めた。タイでも12年は08年の5倍に相当する約10㌧が押収された。インドネシアでもこの5年で3倍になった。経済成長に呼応してアジア全体の薬物消費も増え、密輸も活発になっているとみられる。