共愛メディカル カラワンに分院 日本語スタッフ常駐
共愛メディカルサービスは5月14日、西ジャワ州カラワンに新たな診療所「共愛メディカルサービス・カラワン・クリニック」をオープンした。同分院は、ジャカルタの本院、バリ分院(2002年6月開業)、EJIP分院(2009年9月開業)に続く4カ所目のクリニックとなる。
今回スルヤ・チプタ工業団地の入り口に建てられたカラワン分院は、一面ガラス張りで明るく、広い待合室は開放感があり、窓からは木々の緑が見えて心安らぐ空間となっている。X線検査装置、聴力検査装置、ベッド4台を揃え、2人のドクターと13人のスタッフが診療にあたる。
日本で看護師をしていた満薗孝子さんがメディカルアドバイザーとしてサポートし、日本で3年間看護師経験を積んだ日本語対応スタッフも常駐する。言葉の不安もなく、安心して診療を受けることができる。看護師のマラメスさんは日本・インドネシア経済連携協定(EPA)による看護師候補者派遣第2期生として2009年から13年11月まで日本で経験を積み、両国の技術や文化、コミュニケーションの違いを学んでいる。じゃかるた新聞が報じた。
インドネシアに居住する日本人に日本国内と同等の医療サービスを提供することを基本方針とする共愛メディカルサービスは現在、クリニックでの診療以外に会社や工場を訪ねる出張健診サービスや職場から依頼された衛生環境の検査、救急救護訓練のトレーニングなどの活動もしている。