ユドヨノ大統領が汚職容疑の宗教相の解任示唆

ユドヨノ大統領が汚職容疑の宗教相の解任示唆

 インドネシアのユドヨノ大統領は5月24日、訪問中のフィリピンで巡礼預金の不正流用に関与したとして、汚職撲滅法違反の容疑がかけられたスルヤダルマ宗教相(開発統一党=PPP党首)について、「26日にも法に基づいた手続きを踏む」と解任を示唆した。コンパスが報じた。

 汚職撲滅委員会(KPK)は24日、疑惑による国家損失推計を1兆8320億ルピア(160億円)と発表。イスラム学者会議(MUI)のディン・シャムスディン最高顧問も辞任を求めている。