ジャカルタのオフィス賃料上昇率アジア最大の27%

ジャカルタのオフィス賃料上昇率アジア最大の27%

 米不動産クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は5月23日、2014年1~3月のジャカルタのオフィス賃料の上昇率がアジア33都市・地域の中で最大だったと発表した。需給が逼迫していることが背景にある。今後も高水準の伸びとなる見通し。NNAが報じた。

 ジャカルタの1~3月のオフィス賃料は1平方㍍当たり月額44万9446ルピア(約3930円)。前年同期の35万3093ルピアから27.3%高となった。2位フィリピン・マニラ(17.6%高)、3位中国・深セン(17.4%高)、5位シンガポール(14.3%高)などを大幅に上回る上昇率となった。新規供給がなかったほか、事業規模の拡大を図る企業からの引き合いが多く、前年からの上昇基調に変化がみられなかった。このほか、上昇率上位の主要都市は7位東京(6.0%)、8位タイ・バンコク(4.4%)、9位台北(4.3%)、10位インドNCR(デリー首都圏地域)3.9%。