イオンがインドネシアでSC 3年内に5カ所
イオンは2016年度末までにインドネシアで、大型ショッピングセンター(SC)を5カ所開業する。まず14年度中にジャカルタ郊外で、総合スーパー「イオン」や約190店の専門店を入れたSC1号店を開く。15年度以降もジャカルタを中心に出店を計画し、東南アジア最大の2億5000万人の人口を抱え、中間所得層が増えるインドネシアの内需を取り込む。
同社は12年8月に現地法人を設立。1号店は「イオンモールBSD City」で、ジャカルタ南西部の敷地10万平方㍍を活用して建設し、15年春までの開業を目指している。売り場面積は7万7000平方㍍の大型SCで、約2700台の駐車場を備え、中間所得層らの集客を狙う。15年度には住宅や道路整備が進むジャカルタ東部で、2号店「同ジャカルタガーデンシティ」(仮称)を開業する。日本経済新聞が報じた。