いすゞ自動車 インド北部ニューデリーに販売拠点

いすゞ自動車 インド北部ニューデリーに販売拠点

 いすゞ自動車の現地子会社いすゞモーターズ・インディアは5月29日、同社にとってインド北部では初めての販売店をニューデリーにオープンすると発表した。30日から営業を開始し2013年3月に南部2州で試験的に販売を始めたピックアップトラック「D-MAX」を本格的に売り込んでいく。

 D-MAXは3モデルあり、デリー首都圏(NCR)の販売価格は58万9000~69万9000ルピー(約100万~119万円)。現在はタイの拠点から組みたて部品(CBU)を輸入し、地場の同業大手ヒンドゥスタン・モーターズ(HM)の工場で委託生産しているが、南部アンドラプラデシュ州に建設中の自社工場が16年以降に稼働すれば、完全な現地生産に切り替える。

 なお、販売拠点を本年度(2014年4月~15年3月)はハリヤナ州グルガオンやウッタルプラデシュ州ノイダなど北部の主要都市に新設する。NNAが報じた。