ライオン 韓国子会社の増資発表 戦略拠点として活用

ライオン 韓国子会社の増資発表 戦略拠点として活用

 ライオンは5月30日、連結子会社のCJライオン(ソウル特別市)・仁川工場の土地をCJチェイルジェダンから取得し、北東アジア地域における生産拠点として再整備するため増資すると発表した。同社の経営ビジョン「Vision 2020」における重要な戦略の一つ「海外事業の量的拡大」推進策の一環。

    仁川工場は同地域の洗濯用洗剤・台所用洗剤などのハウスホールド製品の重要な生産拠点として活用していく。増資額は220億ウォンで、CJオリーブヤングからの株式の追加取得により、同社の出資比率は現行の81%から99%に増加する。取得時期は6月下旬の予定。