医療機器のJMSがフィリピンに新工場建設

医療機器のJMSがフィリピンに新工場建設

 医療機器の製造・販売を手掛けるジェイ・エム・エス(広島市、JMS)は6月2日、生産能力の増強およびコスト競争力の向上を図り、国内外の事業を拡大するため、フィリピンに新工場を建設するとともに、国内主力工場の出雲工場を増築すると発表した。

 フィリピン新工場の社名はJMS HEALTHCARE PHL.INC.。資本金は2億1200万ペソ(約5億円)。JMSの100%出資。設立は5月20日。輸液輸血および血液透析関連製品の製造・販売を行う。2016年春、操業開始の予定。敷地面積は4万7600平方㍍、延床面積は約1万5000平方㍍。