スズキ 18年にインドネシアからの輸出倍増へ
スズキは6月5日、インドネシアからの四輪の輸出台数を2018年に13年比で2倍の5万台に引き上げる計画を明らかにした。エコカー政策(LCGC)の適合車「ワゴンR」のパキスタン向けを増やすほか、他の東南アジアや中東諸国への輸出を拡大して目標達成を目指す。
今年は部品を出荷して現地で組み立てる完全組立車(CKD)の輸出台数を、前年比6.3倍の1万5000台に増やす。18年には2万台に拡大させる。完成車(CBU)の輸出では、18年に32%増の3万台を目指す。現在は多目的車(MPV)を東南アジアなどに出荷している。ワゴンRは13年11月から生産を始め、同月からパキスタン向けCKDの出荷を開始。今年は同モデルの生産台数の4割にあたる月間1200台を同国に輸出する計画だ。需要に応じて出荷台数を引き上げるとともに、近隣諸国への輸出も狙う。NNAが報じた。