ALSOKがインドネシアで”日本流”警備事業
綜合警備保障(ALSOK)はインドネシアの首都ジャカルタに現地法人「ALSOKインドネシア」を設立、4月から日系企業の工場や事務所向けにサービスを開始する。現地法人の資本金60億ルピア(約6000万円)はグループの全額出資。防犯計画の立案、監視カメラなどの設備販売と合わせて常駐警備サービスを提供する。年間20社程度からの受注を目指す。
現地法人が監視カメラやセンサーの配置などを決めるコンサルティング業務を手掛け、実際の警備業務では現地の警備会社BASS社と提携する。同社に監視機器の効果的な利用法や巡回の頻度など”日本流”のノウハウを移転する。日本国内水準のサービスを提供できるようにし、顧客に安全・安心感をアピールする。将来は外資系企業や現地企業にも顧客層を広げたい考え。