インフラ整備計画増加でセメント需要は堅調に推移
インドネシアのセメント販売が好調だ。同国はここ数年、インフラ整備の大型開発が続いており、セメント需要が増加傾向にあるためだ。2011年のセメント販売量は前年比18%増の4800万㌧、12年は同14%増の5500万㌧だった。
インドネシア・セメント協会によると、今年は1月の国内使用量は前年同月比15%増の465万㌧となり、昨年12月に続き2カ月連続の15%増を記録している。このため、地方のインフラ整備計画が増加傾向にあることで、今年の年間販売量は6000万㌧突破が確実視されている。