中央ジャカルタで第6回オールジャパン協力会議

中央ジャカルタで第6回オールジャパン協力会議

 インドネシア各地の日本在外公館と日本人会の代表が集まり、今後の日本・インドネシア2国間の関係を話し合うオールジャパン協力会議が6月10日、中央ジャカルタの在インドネシア日本大使館で開かれた。今回で6回目を迎えた同会議では4月に行われた総選挙と、7月に行われる大統領選挙が2国間関係に与える影響などが話し合われた。

 政治、経済、領事、広報文化の4つのセッションに分けて協議。政治では大統領選挙へ立候補しているジョコ・ウィドド、プラボウォ両陣営の政策が日本に与える影響について活発な議論が繰り広げられた。経済では現在、大卒者移住にしか発給されない滞在ビザ(KITAS)の発給要件緩和を促すことにより、日本人技術者がインドネシアで就業しやすくすることなどを話し合った。領事セッションでは各地の医療事情、広報文化セッションでは文化の「WA(和・環・輪)プロジェクト~知り合うアジア~」などについての現状報告があった。じゃかるた新聞が報じた。