ラマダン控えインドネシア政府が食料価格に市場介入

ラマダン控えインドネシア政府が食料価格に市場介入

 インドネシア政府は6月10日、高級閣僚会議で6月末からのラマダン(断食月)前に食料価格が高騰するのを抑制するため、食料品の基本価格の決定など市場介入することで合意した。

    商業相は22日から実行すると明らかにしている。市場ではすでに牛肉や鶏卵などが10%ほど値上がりしているという。経済調整相はコメの備蓄は十分あるため、価格上昇は抑えられるとしながらも、「インフレは避けられない」と語っている。地元メディアなどが報じた。