「プレマン活動はジャカルタが最悪」IPW代表明言

「プレマン活動はジャカルタが最悪」IPW代表明言

  インドネシアの非政府組織(NGO)の警察監視団(IPW)のネタ・パネ代表は6月10日、国内のプレマン(チンピラ)の活動状況は「ジャカルタが最悪」との見方を示した。日刊紙コランテンポが報じた。

 ネタ代表によると、ジャカルタのほか北スマトラ州メダンとジョクジャカルタ特別州でプレマンの活動が活発だ。ジャカルタには大別して5グループ、細分化すると30のグループがある。公共の場での利権を多く持ち、警察と結託していると指摘する。西ジャカルタのロキシーだけでも15の駐車場が利権になっている。プレマンと警察の“癒着”は目を覆うばかりで、例えば警察官が1日2度のパトロールをするたびに15万ルピアを受け取っているという。