ローソン フィリピンに進出、20年度までに500店

ローソン フィリピンに進出、20年度までに500店

 ローソンはフィリピンに進出する。2014年中に1号店を出店し、20年度までに500店体制とする。現地の大手の小売企業ピュアゴールド・プライスクラブが70%、ローソンが30%出資し、マニラにPGローソンカンパニーを設立した。ローソンの海外進出は中国やインドネシアなどに続き5カ国目となる。ローソンの出店で、フィリピンには日本のコンビニエンスストア大手5社が出揃う。

 フィリピンのコンビニの店舗は13年で1800店程度とみられる。最も店舗数の多いセブンイレブンは13年に1000店を超えた。約40店を持つファミリーマートは、14年度は前年の3倍の規模となる100店を新規に開業する。ミニストップ(約410店)も50店程度の出店を計画。サークルKは13年進出し、現在は3店を展開している。

 フィリピンは経済成長が続く一方、タイなどに比べてコンビニ店舗数がまだ極めて少なく市場開拓の余地が大きい。日本経済新聞が報じた。