インドネシア政府のインフレ目標 18年に最大4.5%
インドネシア政府は6月13日、財務相令「14年第93号」で、2018年までの消費者物価指数(CPI)目標を発表、18年のインフレ率を前年比2.5~4.5%に設定している。今年は最大5.5%に設定しているが、16~17年は3.0~5.0%を目指す。すなわち向こう4年間で4.5%まで引き下げるというものだ。
持続的な経済成長のためには、インフレ率の統制は不可欠とみており、同省とインドネシア中央銀行、関連機関の代表者による、インフレ目標達成に向けた調整チームを編成する。政府は今年のインフレ率を3.5~5.5%、15年が3.0~5.0%と見込んでいる。中央統計局によると、今年5月時点は前年同月比7.3%上昇している。地元メディアなどが報じた。