イタリアントマト 14年度に海外店舗数を5割増
キーコーヒー子会社で、カフェやレストランを展開するイタリアントマト(東京都品川区)は中国や台湾などで出店を増やし、2014年度に海外店舗数を前年度比5割増の65店以上にする。増加する高所得者層を取り込み、16年度には100店以上に拡大し、現在1割程度の海外売上高比率を3割に引き上げる。
5月に江蘇省南京市にカフェを出店したほか、広東省などでも年内に新店を開く予定。中国では主に高級百貨店や高級ショッピングセンターに出店する。30店を出店してきた香港で培った店舗運営ノウハウを中国本土で活用する。
フィリピンやインドネシアではフランチャイズ方式で、カンボジアやミャンマーなどでは直営店を出店して需要を開拓する考えだ。日本経済新聞が報じた。