横河電機がインドの石炭火力発電制御システム受注
横河電機は6月16日、子会社のヨコガワ・インディア(インドカルナータカ州バンガロール)がインド発電公社(NTPC)より超臨界圧の石炭火力発電所向け制御システムを受注したと発表した。今回受注したのは中部チャティスガル州に建設される大型発電所向けのシステムで、ボイラーや付帯設備を制御する統合生産制御システムのほか、差圧・圧力伝送機、酸素濃度計、水質分析計、画像監視システムなど。発電所は2期に分けて建設され、第1期は2016年に稼働の予定。
2015年9月までに順次納入する予定で、ヨコガワ・インディアはエンジニアリングや機器の設置、試運転の支援などを含めたプロジェクトの全体を担う。同社が、今回と同種のシステムをインドで受注したのは2013年の南部カルナータカ州に続き、今回で5件目、受注システム数で累計12システム。