日本電産23年ごろまでにインドに工場5カ所 社長表明
日本電産(京都市南区)の永守重信社長は6月18日、インドで2023年ごろまでに5カ所程度の工場を建設する計画を明らかにした。自動車や家電など商業・産業用モーターや電子部品を生産する。経済成長に伴いエアコンや洗濯機、自動車などの需要が伸びるインド国内や中近東のメーカーに供給する。
同社はインドで現在、総投資額約100億円を投じて、北部のラジャスタン州のニムラナ工業団地内にモーター工場の建設を進めている。敷地総面積12万1410平方㍍の予定地に、二期に分けて工場建設するが、第一期棟は15年3月に完成、4月から稼働する予定だ。今後は既存の取引メーカーの生産拠点があるムンバイなどに工場を持っていくとしている。