「国民食を守れ」タフ・テンペ生産者が輸入業者の規制要求

「国民食を守れ」タフ・テンペ生産者が輸入業者の規制要求
 タフ(豆腐)・テンペの生産者で構成されるインドネシア・テンペ・タフ生産者組合代表は3月13日、ユドヨノ大統領に対し、最近の大豆価格の乱高下は少数の輸入業者の価格操作によるものとして、輸入業者の規制を求めるデモを起こす考えを示した。タフ・テンペはインドネシアの国民食として親しまれている。生産者は米国製の輸入大豆に依存しており、ごく一握りの輸入業者の価格操作による価格の高騰で、生産活動に支障が出ているという。
 同組合によると、国内に11万5000の生産者がおり、150万人が生産に従事している。昨年末から3月初旬にかけてタフの価格が約3割上昇している。