ジャカルタ州の13年の損失額1兆5400億ルピアに

ジャカルタ州の13年の損失額1兆5400億ルピアに

 インドネシア会計検査院(BPK)は6月21日、ジャカルタ特別州の2013年の監査報告をまとめた。これによると、大規模な汚職の発生に伴い同州の予算損失は86件、約1兆5400億ルピアに上った。主なものはトランスジャカルタのバスの新規調達に絡んだ汚職はじめ、教育カード(KJP)や学校運営補助金などで、これらが損失額を押し上げた。最大は中古品バスで1180億4000万ルピアに達した。また、KJPでは9006件の重複給付があり、133億4000万ルピアの損失が発生している。