日・イが第2回「インドネシア流通政策対話」を開催
日本の経済産業省とインドネシア商業省は6月20日、インドネシア・ジョクジャカルタで第2回「インドネシア流通政策対話」を開催した。日本の経済産業省から寺澤商務流通保安審議官ほか、インドネシア商業省からスリ・アグスティーナ国内流通総局長ほかが出席した。また、これに続いて行われた官民フォーラムでは日本側は民間企業など2社2団体、インドネシア側は民間企業など1社5団体がそれぞれ出席した。
寺澤氏は前回の対話以来、さらに外資に対する規制が強化されていることを指摘しつつ、外資の流通業に対する出資規制やローカルコンテント要求の撤廃を要請した。これに対してスリ総局長は、指摘事項については政府内に持ち帰って検討する旨述べたうえで、次回局長級対話の前に今秋をメドに実務者レベルの対話を行い、討議することを提案した。
官民フォーラムでは日本側から大手コンビニエンスストア、のファミリーマートがインドネシアでの事業活動を紹介し、インドネシアの物流網改善や雇用拡大に貢献していくことを表明した。