トヨタのカラワン第2工場で開所式 14年初に年産12万台へ
トヨタ自動車の現地法人、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア(TMMIN)社は3月15日、西ジャワ州のカラワン工業団地内に新設したカラワン第2工場の開所式を行った。当面は新興国向けハッチバック車「エティオス・ファルコ」のみを生産するが、通常操業時の年間生産能力を7万台から、2014年初めごろまでに12万台へ引き上げ、輸出を含めた別車種の生産も視野に入れる。
同工場の総投資額は、カラワン第1工場建設時にすでに取得していた土地を除き、約3兆3000億ルピア(約330億円)。新工場稼働に伴う新規雇用は約1100人、生産台数の増加に合わせ、14年までに両工場で合計5300人以上を雇用し、インドネシアに貢献していく。カラワン工場敷地内にある人材育成センターで2~3週間の集中研修を実施するなど作業員のスキル向上を図る。