インドネシアなどアジア各国でラマダン入り

インドネシアなどアジア各国でラマダン入り

 インドネシア、マレーシア、フィリピン、スリランカ、アフガニスタンなどアジアに住む大半のイスラム教徒は6月29日、ラマダン(断食月)に入った。インドネシアではイスラム強硬派が、アルコール飲料を提供するバーなどを襲撃すると宣言。警察当局は、ラマダン中は通常より早く閉店するよう指示、警戒視する向きもあった。

   ただ、国民の大半が穏健なイスラム教徒で熱狂的なサッカーファンが多いインドネシアでは、W杯ブラジル大会を観戦しようとナイトスポットに向かう人たちの足を止めることはできなかった格好。28日深夜から29日未明まで営業を続けたバーは、地元の住民や外国人駐在員であふれていた。AFP=時事などが報じた。