両陣営がジャワ3州で最後の訴え インドネシア大統領選
長期にわたったインドネシア大統領選キャンペーンも、7月9日の投票日を直前に控え、ジョコ・ウィドド、プラボウォ・スビアントの両陣営が大票田ジャワ3州で対峙、7月2、3日と最後の決戦を繰り広げた。
東ジャワ州の有権者3039万人、中部ジャワ州2738万人、西ジャワ州3281万人、3州合わせ9058万人はインドネシア全土の有権者1億8569万人の48.8%を占める。東・中部の両州でリードするジョコ陣営は、プラボウォ陣営の牙城、西ジャワ州の切り崩しへバンドンはじめ、スカブミ、チルボン、チアンジュールを回る過密スケジュールで、最後の支持を訴えた。世論調査によると、わずかにジョコ氏リードが伝えられているが、両陣営の差は4~5ポイントの僅差に縮まり、残る1~2日での逆転も予想され、情勢は全く予断を許さない。