三菱商事 ミャンマーで合弁でタイヤ事業に参入

三菱商事 ミャンマーで合弁でタイヤ事業に参入

 三菱商事は7月8日、ミャンマーのヤンゴンでブリヂストン製タイヤ事業に参入すると発表した。現地のサージ・パン・アンド・アソシエイツ(SPA)グループと組み、ブリヂストングループのタイヤ販売や販売支援の合弁会社「ファーストジャパン・タイヤ・サービシズ」を設立した。資本金は約7000万円。出資比率は三菱商事70%、SPA傘下の自動車関連会社のミャンマー・モーターズ30%。

   中間層が増えつつある人口約6300万人の成長市場を開拓する。同国では外資が参画する合弁会社は販売支援しか認められていないため、今後正式に販売権の認可を取得したい考え。ミャンマーでは台数が多い中古車でタイヤの交換需要が見込め、年間100万本の市場は年率10%前後で拡大している。