理髪店の銀座マツナガ ベトナム・ホートミン市に出店
東京で理髪店13店を運営する銀座マツナガ(東京都中央区)が、7月上旬にアジアでは初めての店を、ベトナム・ホーチミン市で開業した。日本の店で働いていたスタッフ2人を常駐させるほか、通訳兼見習いとしてベトナム人1人を現地で採用した。当面の顧客はベトナムに住む日本人だが、現地の富裕層も開拓して店舗展開を進める。
日本では理髪店の市場が頭打ちのほか、最近の人手不足もあって理容師のなり手が減っている。ベトナムで店を増やすほか、現地で理容師の育成を始め、育てた人材を日本へ送ることも視野に入れている。初年度はまず20人程度を募集。育てた人材は現地や日本で働いてもらう。地元メディアなどが報じた。