庶民派優勢を市場は歓迎 ルピア1カ月半ぶり高値

庶民派優勢を市場は歓迎 ルピア1カ月半ぶり高値

 前日の大統領選挙の結果を受け、7月10日午前。インドネシアの通貨ルピアと主要株価指数が揃って上昇した。ルピアは一時1㌦=約1万1500ルピアまで買われ、およそ1カ月半ぶりの高値を付けた・主要株価指数も前日終値から約2%値上がりし、5月に付けた今年の高値を上回る場面があった。

 民間調査機関による開票速報では、庶民派として人気が高く、経済改革の担い手として投資家の期待も強いジョコ・ウィドド氏の優勢が伝わり、市場はひとまず歓迎した格好だ。