東・南シナ海問題で米中の対立浮き彫り 戦略対話閉幕

東・南シナ海問題で米中の対立浮き彫り 戦略対話閉幕

 米国、中国両国が外交、経済の懸案について話し合うため北京で開いた戦略・経済対話が7月10日、閉幕した。中国は東・南シナ海問題で「領土主権と海洋権益を断固として守る」と妥協しない姿勢を改めて示し、米国に不介入を要求。これに対し外交的、平和的に解決すべきと主張、中国の挑発的行動への懸念を強める米国との対立が浮き彫りになった。