パナソニック 東南アで中間層対象に住宅事業に参入

パナソニック 東南アで中間層対象に住宅事業に参入

 パナソニックの津賀一宏社長は7月14日、東南アジアで住宅の建設・販売に参入する方針を明らかにした。戸建てを中心にマンションなど集合住宅の販売も視野に入れる。家電製品でパナソニックブランドが浸透しているインドネシアやマレーシアを皮切りに進出。2018年度の住宅事業の海外売上高を、現在の約2倍の3000億円規模への引き上げを目指す。

 子会社のパナホームが東南アジアに進出するとともに、現地企業と提携して事業展開する。中間層の所得増を背景に需要が拡大している500万~1000万円程度の一般住宅を中心に据え、売込みを図る。SankeiBizが報じた。