大和ハウス レンタル工場で中小企業の東南ア進出支援

大和ハウス  レンタル工場で中小企業の東南ア進出支援

 大和ハウス工業はベトナムやインドネシアの工業団地で、オーダーメードでのレンタル工場や貸し倉庫の新規事業に乗り出す。中小企業の東南アジアへの進出意欲が高まる中、国内の事業で得意とする物流施設開発のノウハウを生かし、日系企業の進出を後押しする。

 大和ハウスなど日系3社と現地企業が開発に参画し、ベトナムのホーチミン郊外で展開するロンドウック工業団地は日系企業21社が現在入居し、全体の6割の分譲が完了した。大和ハウスは第2期レンタル工場の用地として団地内で約7㌶を取得。顧客の要望に応じ、オーダーメードで施設を整備する。

 インドネシアのジャカルタ郊外で展開するマヌンガル工業団地では提携する現地企業との合弁会社を年内をメドに設立。工業団地内で新会社が倉庫を所有して企業に貸し出すほか、日系企業向けのレンタル工場も12月に開業する。SankeiBizが報じた。