米コカ・コーラが中国勤務者に「大気汚染手当」
米飲料大手コカ・コーラが中国拠点の従業員に対して「大気汚染手当」を支給するもようだ。手当は基本給の15%に上るという。参考消息網が外電を引用して報じた。
外国籍従業員の中で、深刻化する大気汚染を理由に中国勤務を拒否する傾向が強まっており、福利厚生を手厚くすることで、人材を確保するのが狙いとみられる。
コカ・コーラは中国事業を拡大しており、6月に黒龍江省ハルビン市で新ボトリング工場を着工、2016年の生産開始を目指し、総額1億米㌦(約106億円)を投じる予定だ。