金融安定化へアジア13カ国が外貨融通枠を倍増
日本の財務省は7月17日、日本、中国、韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の計13カ国が外貨を融通しあう通貨交換協定「チェンマイ・イニシアチブ」(CMI)を拡充する契約が発効したと発表した。これに伴い、1200億㌦の資金枠を2400億㌦に倍増する。アジアで金融危機が発生しても迅速に対応できるようにする。
参加各国が拠出金を2倍に増やして資金枠を拡大する。日本と中国の拠出額はそれぞれ768億㌦と参加国の中で最も多い。日中韓3カ国で全体の8割を占める。