タイの上期エビ生産38%減の8万2000㌧ 下期回復へ

タイの上期エビ生産38%減の8万2000㌧ 下期回復へ

 タイの農業・協同組合省漁業局の二ワット局長は、今年上半期(1~6月)のエビの生産量が前年同期比38%減の8万2000㌧にとどまったことを明らかにした。昨年来流行している早期死亡症候群(EMS)の影響がまだ完全に払拭できないためで、下半期中には通常の生産体制に戻したい考えだ。クルンテープ・トゥラキットが報じた。漁業局が年初に設定した今年のエビ生産量予測は25万㌧。下半期の対応次第では、通年で31万~32万㌧まで回復するとみている。