インドネシア人訪日者数 1~6月は最多の7.5万人
日本政府観光局(JNTO)は7月23日、上半期(1~6月)のインドネシアからの訪日者数が前年同期比16%増の7万5400人だったと発表した。1~6月としては過去最高を記録。今後は事務所を設置している首都ジャカルタに加え、地方の大都市でPR活動を強化して観光客を呼び込みたいとしている。
東南アジア主要6カ国の中ではタイ、マレーシア、シンガポール、フィリピンに次いで5番目に多かった。7~8月はレバラン(断食明け大祭)に伴う大型連休があるため、伸び率が加速すると見込んでいる。
2013年のビザ(査証)発給比率は、地域別でジャカルタが8割と最大。以下、東ジャワ州スラバヤが8%、北スマトラ州メダンが6%、バリ州デンパサールが3%、南スラウェシ州マカッサルが2%と続いた。JNTOはスラバヤやメダンなど地方都市で地元の旅行代理店との協力体制の強化により、観光客誘致につなげたい考え。