インドネシア株式市場は祝福ムードも不安くすぶる
ジョコ・ウィドド氏の勝利を受けて7月23日のジャカルタ総合指数は一時1%強上昇し年初来高値を上回る場面があった。終値は前日比0.19%高の5093.23だった。市場はひとまず“改革派”“庶民派”ジョコ氏の勝利を祝福した格好だ。
ただ、選挙に敗れたプラボウォ・スビアント氏は敗北を認めておらず、瓦解しつつあるものの、同氏の陣営が憲法裁判所に異議申し立てするとのうわさが消えておらず、まだ混乱の不安がくすぶっている。また、政治の先行きには不安も残り、買い一巡後は上値の重さが目立っていた。