日本への旅行「ハラル」対応求める 東南アのムスリム
電通の調査によると、東南アジアのムスリムは日本での「ハラル」対応の強化を求めていることが浮き彫りになった。彼らは日本への旅行で「ハラル認証」が食品などに付いていないことを不安視している。食べ物に「ハラル認証」「ハラル処理した食材」を求める人はインドネシアで6割弱、マレーシアでは8割弱に達している。
インドネシア、マレーシアに住むムスリム320人にインターネットで調査した。両国あわせ4割弱が「1年以内に日本に行きたい」と答えた。その一方で「お祈りの場所や方角表記が少ない」「ハラルメニューを扱っているレストランが少ない」といった不安を抱える人がそれぞれ約6割いた。