ドリー閉鎖で抗議集会 警察が催涙ガスで鎮圧 スラバヤ
東ジャワ州スラバヤ市が6月に閉鎖を宣言した売春街「ドリー」で7月27日、売春あっせん業者や露天商などの男性が閉鎖に反対する集会を開いた。タイヤに火をつけるなどしたため、警察部隊が催涙弾を発砲して鎮圧。複数の人の身柄を拘束した。
地元メディアによると、性産業従事者や地元住民らでつくる「ドリー雇用戦線(FPL)」が中心になり、抗議集会を呼びかけた。ドリー閉鎖の音頭を取ったリスマ・スラバヤ市長は、ラマダン(断食月)が終わるまでに完全閉鎖を実現するとしており、ラマダン最終日を翌日に控えたこの日、デモ隊は改めて閉鎖反対を訴えた。