2月のインドネシアからの訪日者数は閑散期で前月比27%減

2月のインドネシアからの訪日者数は閑散期で前月比27%減
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計(推計値)によると、2月に日本を訪れたインドネシア人は4900人で前月の6700人から26.9%減少した。前年同月比の伸び率も前月の30.3%から7.2%に縮小した。旅行の閑散期にあたることが最大の要因。インドネシアでは2月に学校休暇がないほか、春節(旧正月)の休暇が他国よりも少ないため例年、旅行需要が縮小する。1~2月累計は前年同期比19.4%増の1万1600人。
 3月以降は桜の季節に入るなどの要因で、インドネシアからの訪日者数は回復する見込み。とくに3月は米企業が2700人規模の大型インセンティブツアーを組んでおり、前月比で大幅に増加するものと見込まれている。