睡眠時無呼吸症候群は身近な病気 駐在員に注意喚起

睡眠時無呼吸症候群は身近な病気 駐在員に注意喚起
 駐在員はじめ、インドネシアの在留邦人を対象とした「睡眠時無呼吸症候群(SAS)セミナー」が3月19日、中央ジャカルタのASEAN(東南アジア諸国連合)東アジア経済研究センター(ERIA)で開催された。ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)が主催、SAS治療の専門家3人を講師として招き、SASが身近な病気だとして在留邦人に注意を呼びかけた。
 日本人で推定500万人がSASを患っており、成人男性の2~3割が「要精査および要治療者」とされるが、女性や子供も患う可能性があるという。SAS患者は生活習慣病患者でもある場合が多く、海外駐在邦人は会社からの過度な期待などによるストレス要因が多く、暴飲暴食や運動不足から生活習慣病を発症し、死に至るケースも発生。背景にはSASが密接に関連している可能性があるという。