インド・タタが格安路線を転換 4年ぶり新ブランド

インド・タタが格安路線を転換 4年ぶり新ブランド

 インド自動車業界大手、タタ自動車は8月12日、4年ぶりの新ブランド車となるセダン「ゼスト」を発表した。内外装で高級感を演出した中間所得層向け商品だ。2009年発売の超低価格車「ナノ」が失敗し、販売低迷にあえぎ、戦略を転換したもの。

 ゼストはエンジン排気量1200ccからで、ガソリンとディーゼルの2タイプを用意。価格は約46万4000ルピー(約80万円)から。アッパーミドルと呼ばれる裕福な中間層を狙った仕様となっている。