中間所得層増加のベトナムでゴルフ場集客熱

中間所得層増加のベトナムでゴルフ場集客熱

 中間所得層が増えるベトナムで、様々なゴルフ場の集客促進策が熱を帯びている。同国不動産大手のヒムラムコーポレーション(ホーチミン市)は6月、ハノイに結婚式場併設のゴルフ場を開業した。国内はもちろん、海外からも集客する。7月には日本の旅行会社エーベックス・インターナショナル(東京都新宿区)と提携。日本食メニューの提供、日本語ができるスタッフの育成などで日本からのゴルフ客を見込む。

 同国のゴルフ場は26カ所とされ、政府認可の計画では2020年までに100カ所規模に増える。生き残りには他ゴルフ場との差異化がポイントとなりそうだ。日経産業新聞が報じた。