インドネシア・テレコムが米と海底ケーブル敷設を計画
インドネシア最大の国営通信会社テレコムニカシ・インドネシアは、国際的な企業連携でインドネシアと米国をつなぐ海底ケーブルの敷設を計画している。完成すれば両国間のインターネットの通信速度が向上し、米国で提供される映像ストリーミング(逐次再生)などへのインドネシアからのアクセスが容易になる。
インドネシア・スラウェシ島の港湾都市マナドからグアム、ハワイを経由して米カリフォルニア州まで全長1万5000㌔㍍の光ファイバーを敷設する。回線容量は毎秒20テラ(テラは1兆)ビットと高速だ。総費用2億4200万㌦(約254億円)で、2016年末の完成を予定している。