タイ軍政が経済格差是正狙い税制改革を検討

タイ軍政が 経済格差是正狙い税制改革を検討

タイで国軍主導の暫定政権が国内の経済格差是正を狙った税制改革に乗り出す。固定資産税や相続税を新たに導入して、富裕層からの徴税を強化する一方、低所得層には収入に応じて逆に給付金を与える「負の所得税」の創設を検討中だ。既得権層の抵抗が強かった資産課税に踏み込めば、課題だった「富の再配分」が進む可能性がある。日本経済新聞が報じた。