ジャカルタ近郊に大型ホテルレジデンス 豊田通商など

ジャカルタ近郊に大型ホテルレジデンス 豊田通商など

豊田通商は9月18日、インドネシア西ジャワ州ブカシ県リッポーチカラン地区で長期滞在や出張者向けのホテルレジデンスをオープンすると発表した。これは豊田通商、トヨタホーム、東急不動産と、インドネシアのリッポーグループの4社が建設を進めていた「AXIA  SOUTH  CHIKARANG(アクシア・サウスチカラン)」で、同日、現地でオープニングセレモニーを実施、27日に開業する。

今回オープンするアクシア・サウスチカランはタワー(地上13階建て)177室に加え、家族向けの戸建て(2階建て)3戸からなる180室の客室、他に日本食レストランやスーパー、ジム・プール施設も提供する。

ジャカルタ近郊は日系企業の進出ラッシュで長期滞在者向けの施設が不足し、交通渋滞で工業団地近郊のレジデンスのニーズが高いことに対応した。これにより、ジャカルタから工業団地まで車で2時間前後かかっていた通勤時間が半分以下に短縮できるという。空港や工業団地への送迎サービスもある。